恐竜竜星真竜皇のあとしまつ

どうも、ゆっくりです。魔理沙だぜ。うp主です。只です。
最近ある意味話題になってた某映画の名前を見てそういえばこいつら使いたいな…とふと思ったので今回のテーマは【恐竜竜星真竜皇】です。壊獣じゃないのかよ！

あ、もちろんマスターデュエルの恐竜竜星真竜皇です。

【恐竜竜星真竜皇】の特徴は圧倒的制圧能力を持つ《究極伝導恐獣》ことアルコンティラノを立てて巻き返したりその横に色々立てて相手を封殺するデッキです。
アルコンティラノはメインフェイズであればフリチェで自分の手札フィールドのモンスターを破壊し、相手のモンスター全てを裏側守備表示にするという豪快な効果を持っています。
裏側守備表示というのはかなり厄介でこの状態だと融合以外のエクストラから特殊召喚する方法が使えない、特定の名称モンスターを必要とするカードが不発になったり使えなくなったりと妨害としてはかなりトップクラスの物となります。
尚且つアルコンティラノは全てのモンスターに攻撃ができ、守備表示モンスターであればダメステ開始時に問答無用で墓地へ送り1000ダメージを与える…と効果の噛み合いもバッチリです。

もちろんそんな効果なら出しにくいんでしょ？と考えがちですが墓地の恐竜族2体を除外するだけで出せます。
いやいや、こいつ手札に持ってないといけないしなぁ…とも思いがちですが…？

はい、究極進化薬〜
この究極進化薬は手札・墓地から恐竜族と恐竜族以外を除外するだけでデッキからアルコンティラノをこんにちはさせることができます。
このパワカ、アルゴザウルスの効果やオーバーテクスゴアトルを効果で墓地に送っただけでサーチできます。

しかしながら、現状の環境ではアルコンティラノ一体突っ立ってるだけでは非常に心許ないです。
サンボルやライスト…壊獣…エルドリッチのゴミ効果…
恐竜族だけではとてもじゃありませんが耐えきれるものではありません…！
ですが、そこに竜星と真竜皇が駆けつけてくれました！！！

竜星ギミックはオヴィラプター1枚からボウテンコウやハリファイバーを立てれるのでボウテンコウを絡めたハリラドンでカウンター3の《ヴァレルロード・S・ドラゴン》と《虹光の宣告者》と竜星モンスター+《竜星の九支》という3妨害の構えができます。
ハリラドンからどうやってそのルートになるの？その答えはこちらをご覧下さい。

基本の形はこれですが実際には手札次第で更なる上振れができたり相手から手札誘発が飛んできたり…もちろんそういう時は柔軟に対応できるよう回し慣れておくことが重要です。つまりアドリブ！

真竜皇ギミックは、ベビケラサウルスやプチラノドンを手札から割って安定性を高めるためにリトスアジムDとドラゴニックDを出張させます。
しかし、ドラゴニックDは制限なのであまり期待はできません。リトスアジムDも特殊召喚するのに地属性を含めた2体を破壊する必要があるので少し重いです。
この真竜の採用理由のもう一つはマスターデュエルで何故か制限程度で許されている悪名高きカード、《真竜皇 V.F.D》を最終盤面に絡めれることです。
ボウテンコウでリトスアジムを送りレベル9を確保、手札のリトスアジムを特殊召喚してエクシーズしても良し、浮鵺城で墓地のリトスアジムを蘇生して出しても良し…と出せる機会はわりとあります。
今環境で見るデッキでは【電脳堺】ぐらいからしか飛んでこないので相手は先行でこいつを立てられたのを見てﾊﾟﾘﾝﾊﾟﾘﾝﾊﾟﾘﾝﾊﾟﾘﾝ…と割れることでしょう。壊獣やらニビルが飛んできたらこちらがﾊﾟﾘﾝﾊﾟﾘﾝﾊﾟﾘﾝﾊﾟﾘﾝ…しましょう

恐竜と竜星と真竜皇の噛み合いはとても良く、実際のTCGでもごくたまに結果を残しています。ドラゴニックDの現役時代は環境にもいました。
今でこそデッキパワーは多少落ちていますがソリティアしつつ圧倒的攻撃力で押す！という昔の遊戯王したいけどソリティアもしたいなぁなんていう人にもオススメです。
弱点は初動止められるとわりとどうしようも無くなる点、ニビルや壊獣で除去される…とまあどのデッキにも共通するヤツです。
しかし、例え後攻だとしても究極伝導恐獣さえ通せれば捲れるチャンスがあるのは大きいですね。
エルドリッチは無理です。なんとかしてハーピィの羽根帚やらツインツイスターを探しましょう。

で？このデッキでプラチナTier1行ったのかよ？という疑問を思い浮かんだそこのお前！コイントスで勝てばどんなデッキもプラチナTier1行くパワーはあるんだぜ！
マッチ戦が無いからこそ、とことん刺さるカードは刺さるのはわりと良いのかもしれません。ニビルとか毎回プリプリしてきたらストレスですし。
その結果が先行ゲー…なのかもしれません…
とりあえずオヴィラプター無制限にしてください。なんで準制限なんですかこいつ